ペルソナに迷う時は。ビジョンから逆算したペルソナ基準と選び方

商品作り
自分のビジネスにおける理想的なお客様像「ペルソナ」は、こんなお客様だったら毎日顔を合わせたいと思える人にしましょう。
「お客様から選ばれる」ためには、まず自分がお客様を選ぶことから始めましょう。

ライフデザインナビゲーターの
くましろみのりです。

先日個別相談に参加された方から

「ペルソナ選びで悩んだときは
何を基準に決めたらいいですか?」
というご質問を頂きました。

「ペルソナ」というのは
一言で簡単に説明すると
自分のビジネスにおける理想的なお客様像
のことです。

ここって結構多くの方が
悩んでいるところだったりすると思うので

今日の相談者さんにお答えしたことを
ブログ読者の皆さんにもお伝えしますね^^

ペルソナ選びに迷った時に、自分にする「質問」

下記の内容は自分の参入するビジネスの分野で
一定数の需要があることを確認した上でのお話です。

例えばセラピスト業を例に挙げてみると

ご自身がお持ちのスキルで
人を癒すサービスを提供する上で
以下のような2通りのペルソナを考えていたとします。

1人目は、
今現在、自分自身の目の前にある
数々の問題に苦しんでいて
なんとかラクになりたい人

2人目は
世の中の問題を解決したり社会を
より良くするために活動を始める、
またはすでに始めている人

どちらのお客様向けの講座を
つくっていくか決めかねているけれど
どんな風に決めたらいいのだろう…

そう悩まれている方には
私はこんな質問をします。

「どちらのお客様だったら毎日顔を合わせても
ご自身が楽しくやりがいを持って
仕事に取り組めると思いますか?」

ペルソナは自分自身のタイプを把握した上で決めよう

私はビジョンを元にした
お客様から選ばれる唯一無二のビジネス創造を
ナビゲートしていますが

ビジョン思考は売上数値などの
ゴール設定だけでなく
実はペルソナ設定においてもとっても重要です。

というのも女性起業家さんの多くが
ペルソナを決める際に

「今現在自分の周りのいる人」

「今の自分のサービスを
利用してくださっているお客様」
を基準に決めてしまいがちなのですが

せっかく自分の目指すビジョンを
元にビジネスをつくって
お客様に来ていただいたとしても

肝心のお客様が自分にとって、
話すだけでエネルギーを吸い取られて
疲れてしまうような相手だったり

自分が本当にお役に立ちたい
と心から思えるお客様ではなかった場合…

ビジネスを続けること自体が
辛くなってしまいます。

さらに人の資質としては

マイナスに傾いている状態を
ゼロに近づけることが得意で、
そのサポートに喜びを感じるタイプ
(カウンセラー、ヒーラータイプ)

と、

現在ゼロ地点にいる状態を
10、100とさらに良い状態へと
ナビゲートすることが得意で
やりがいを感じるタイプ
(コーチ、コンサルタイプ)

がいます。

自分自身がビジネスをする上で
どっちのタイプなのかを
しっかりと見極めた上で
ペルソナを選定することが出来れば

いざ商品を本格的にリリースして
成果をつくっていった時に

「こんなお客様に
来て欲しいのではなかった…」

と悩まなくてすみますよ^^

「お客様から選ばれる」ためにはまず「自分がお客様を選ぶ」ことから

ビジネスも他人軸ではなく
自分が叶えたい最高の未来から
とことん逆算してつくることをお伝えしていますが

ペルソナにおいても
「今現在、こんなお客様が
集まってくれているから…」
という視点ではなくて

「毎日どんなお客様と関われたら
自分は心から幸せなのか」

という自分の最高の未来
から逆算して決めていきましょう!

「お客様に選ばれるビジネス」
というと、

「お客様から気に入られることが大事」
と思う方もいらっしゃいますが

私が教えているのは
そういうものではなく

まずは自分がお客様を選んで
ビジネスを創るからこそ、

「自分が選んだ理想のお客様から
選ばれるようになる」

ということですからね^^

ペルソナ選定でお悩みの方は
ぜひ参考にしてみてください。