こんにちは!
女性起業家プロデューサーの
くましろみのりです^ ^
今日の記事では、
私がお伝えしている「フォーカスメソッド」と
同じ考え方でビジネスを大きく成長させた
ユニバーサルスタジオジャパン(USJ)のストーリーです^ ^
エリアごとに違う景色を楽しみながら
いくつもの世界を堪能できる大人気テーマパークの
ユニバーサルスタジオジャパンですが
これまで、たくさんの困難に直面してきました。
私が今日お伝えするのは、
「たった一つのアイデアを追求する」こと
そして「得意を磨き尖らせること(技術の棚卸し)」で
お客様に求められるテーマパークへ生まれ変わった話です!
ぜひあなたのビジネスのヒントに繋げてくださいね^ ^
苦しいオープンから始まったUSJの転換期は?
2001年、大阪にオープンした
ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)は、
オープンの翌年から大きな危機に直面していました。
開業当初は1,100万人だった年間の来場者数が、
翌年には700万人に激減してしまったのです。
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これまで関西地方にはなかった超大型のテーマパークとして
地域の大きな期待を担っていたUSJでしたが、
開業当初(特に2005~2010年)のUSJは
映画専門のテーマパークとして
ミュージカルショー「ウィケッド」や「トト&フレンズ」など、
大人向けのショーがメインだったことでリピーターも少ない状況でした。
当時から大人気だった東京ディズニーランドや
関西地方にあった体感型の複合施設や遊園地とは趣が違う
視聴型の施設は熱狂的なリピーターを生むことなく
10年という長い低迷期を耐えながら、
特に2009年と2010年はUSJの歴史で最も少ない
750万人という年間来場者数を記録し、
上場を廃止するほどの危機に直面しました。
ハロウィン×得意(ショーの技術)で日本一に!
USJが大幅に業績を回復したきっかけは、
これまでテーマパークとして培ってきた
「技術の棚卸し」でした。
USJに来場したお客様が
なぜリピーターに繋がらないのか…
もっとお客様に求められるには…
これを徹底的に考えた時に思いついたアイデアが
大人向けだったUSJを
子ども連れの家族でも楽しめるテーマパークに
転換することでした!
2012年、USJは親子連れをターゲットとした
「ユニバーサル・ワンダーランド」をオープン
それまでのUSJは、大人向けのショーやアトラクションばかりで、
客層に偏りがあり
小さい子供や家族連れが楽しめるアトラクションが少なかったことが
リピーターに繋がらなかった…
「映画のテーマパーク」という専門性に拘ったことで、
大きな客層を取り逃がしていた、と気付いたのです。
当時のUSJは来場者数の低迷から経営も悪化していたため
大掛かりな費用をかけたリニューアルができませんでした。
そこで注目したことが「技術の棚卸し」
…既にあるものを新しい視点で見ることでした。
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USJは脱映画の施設を推進し、
《ハロウィン》にフォーカスしました!
当時、来場者数、売り上げ共に低迷していたUSJは
新しい設備投資をする余裕がないため
これまで培った技術を最大限に活用します。
開業時から培ってきた技術とは、
ショーの技術や魅せ方、そして熟練したスタッフ達です^ ^
USJで技術を磨いてきたスタッフが
ゾンビに扮してパーク内を練り歩きお客様に襲い掛かる
パーク内に何百体ものゾンビ(プロスタッフ)を放つ
「ハロウィーン・ホラー・ナイト」は
今まで「視聴者」だったお客様を「参加者」に変え
熱狂的なファンを生み出し大成功を収めました。
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今でこそ日本中が楽しむイベントとなっていますが、
当時は一般的でなかったハロウィンを
「ハロウィンと言えばUSJ」
と言われるまでに定着させ
2015年10月は東京ディズニーランドを抜き
日本一の来場者数を記録したのは
技術の棚卸しとハロウィンを
フォーカスして掛け合わせた大きな効果です。
このハロウィンイベントを切っ掛けに
大幅に業績を回復させたUSJは
その後ハリーポッターをはじめとする
話題性抜群のエリアを次々と発表し
2022年にThe med Entertainment Association(TEA)が
発表した世界のテーマパークの年間入園者数ランキングでは
世界3位(日本1位)になるなど成長し続けています。
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![](https://www.minorijinsei.com/wp-content/uploads/2024/03/Brown-and-Gray-Minimalist-Channel-Youtube-Channel-Logo-10-1.jpg)
日本中に新しい文化を根付かせたフォーカスの力
USJが始めた「ハロウィンホラーナイト」は、
これまで馴染みの薄かったハロウィンを
日本に根付かせ新しい文化として定着させました!
今では、10月31日は日本中で
様々なキャラクターに扮装し
街を練り歩く人々の姿を目にしますね。
保育園や幼稚園で仮装をする子どもたちの姿を
ニュースで見かけることもあります^ ^
倒産寸前だったテーマパークが、
「ハロウィン」というたった一つのアイデアを
「棚卸しした技術」と掛け合わせて、磨き尖らせたことで
日本を変え、新しい流行を作った瞬間です^ ^
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今回の事例からわかるフォーカスのポイントは
- 技術の棚卸しをしたこと
- たった一つのアイデア(ハロウィン)にフォーカスしたこと
でした^ ^
ぜひ、他の事例もチェックして
フォーカスすることでお客様に求められる
ビジネスの形をイメージしてください!
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