この記事ではソーシャルビジネス(社会問題の解決)に取り組んでいる国内26件・海外10件の企業や団体の取り組みについてまとめました!
取り組みが進められている企業のソーシャルビジネス事例について知り、Life Design Campが進めている【個人版ソーシャルビジネス】のイメージを掴む切っ掛けにしてくださいね^^
2030年までに
地球全体で取り組むべき
17の目標と169のターゲット
SDGsが掲げられています。
私たち一人ひとりが
社会的問題の解決に
関係するという
認識を持ち始めてきた現代で
会社・組織単位で
この問題に取り組んでいる
企業があります。
では、具体的に
ソーシャルビジネスに
取り組んでいる起業について
どのような企業が
どんな社会的問題を
解決する為の取り組みを
行っているのでしょうか?
国内と海外に分けて
事例をまとめました!
日本のソーシャルビジネスの
考え方については
▼こちらの記事▼を参考にされてくださいね^^
日本の事例(ソーシャルビジネスに取り組む26企業)
日本でソーシャルビジネスに
取り組む企業について
日本のソーシャルビジネスの考え方
を基に、複数の企業や団体の事例を
ピックアップしました!
株式会社ボーダレスジャパン
ボーダレス・ジャパンは
社会問題をビジネスで解決する
「ソーシャルビジネスしか
やらない会社」です。
国内・海外分野を問わず
- 貧困
- 海外の貧困層・農村部の就労
- シングルマザー
- 産後うつ
- ホームレス
- 障害者の就労
- 不登校専門のオンライン家庭教師
- 社会起業のためのソーシャルビジネススクール
- フードロス
などのテーマで
30以上のソーシャルビジネスを
展開しています。
人々の心を引き付ける
「社会起業家の共同体」として
事業で得た資産を積上げ
ノウハウ・関係資産を
お互いに共有し
その資産から
新しい社会起業を
創り上げます。
グローバル展開を進めていて
台湾、韓国、ミャンマー、ケニアなどに
拠点をもっています。
さらに詳しい内容は
▼こちらの記事でまとめています!
いえとしごと
いえとしごとは
家と仕事の両方を紹介して
ホームレス問題を解決し
ホームレス状態になった人が
取り残せない社会を作り
誰も孤立せず
何度でもやり直せる社会を作る為の
活動を進めています。
ホームレス状態になった時は
携帯・身分証がなく
家と仕事を見つけることが
困難な状況に陥る可能性があります。
そんな状態を解消する為に
入寮可能の仕事紹介を行っています。
仕事の内容としては
- 警備
- 介護
- 接客
- 製造
- 飲食
- 配送
など様々な職種の
紹介があります。
株式会社マザーハウス
株式会社マザーハウスは、
開発途上国の可能性を
「モノづくり」を通して
世界中に届けるという想いの下
途上国から世界に通用する
ブランドをつくる
という使命を掲げながら
発展途上国における
アパレル製品・雑貨の
企画・生産・品質指導
商品の先進国における販売
などを行っています。
2006年にバングラデシュから
事業をスタートし
現在は、バングラデシュ
ネパール・インドネシア
スリランカ・インド・ミャンマーで
それぞれの国にあった
素材、生産方法を
尊重したモノづくりを
行っています。
株式会社スマイルアカデミー
株式会社スマイルアカデミーは
2013年7月に福岡県で事業をスタートし
スマ学(無料学習塾)を
立ち上げ
貧困の連鎖を断ち切り
関わる人全てが
幸せになる社会を目指しています。
スマ学は、地域の大学生の
ボランティアや
商店街の助力により
地域の子供たちを対象に
無償の学習塾・宿題を教える教室を開講
様々な職場体験を行うことが出来る
イベントなども企画しています。
スマ学は無償で
行っていますが
その他の活動として
- 海外ビジネス・クールジャパン支援事業
- グローバル人材育成事業
- WEB制作・サイト育成事業
- 地域活性・商店街支援事業
- マッチョキャスティングイベント企画・広告代理事業
- パーソナルトレーニングジム運営事業
など、様々な有償サービスを
連動させながら
ソーシャルビジネスとして
事業展開を行っています。
株式会社LITALICO
株式会社LITALICOは
障害のない社会をつくる
という理念の下
社会にある障害を
無くすことで
多様な人が幸せになれる
「人」が中心の社会をつくる為の
活動を行っています。
- 働くことに障害のある方への就労支援サービス
- 子供の可能性を広げるソーシャルスキル&学習サービス
- モノづくりに特化した教育を行うIT×ものづくり教室
などの活動を行っています。
特に、就労支援サービス
に関しては
様々な特性を持つ人が
自分に合った働き方を
見つけるために
多くの企業で
実習する環境、
研修やサポート体制を
累計10000名以上の
就職を叶え
理由があって
働くことが出来なかった人々の
人生の質の向上に貢献しています。
株式会社ユーグレナ
株式会社ユーグレナは
代表取締役社長の
出雲充氏が
学生時代にバングラディシュに
訪れた際に見かけた
栄養失調の子供たちを
助けたいという想いを礎に
様々な取り組みを行っています。
- ソーシャルビジネス(バングラディシュの子供たち・難民・農家への支援)
- ヘルスケア事業(ユーグレナやクロレラを利用した食品・化粧品の製造・販売)
- エネルギー・環境事業(ユーグレナを使用したバイオ燃料の技術開発・環境関連技術開発)
- ユーグレナの研究開発
- 八重山地域の活性化
などを行っています。
今回はその中で
ユーグレナGENKIプログラムと
愛犬用のユーグレナ健康ふりかけを
紹介します!
ユーグレナGENKIプログラム
「ユーグレナGENKIプログラム」では
この栄養問題を解決する為に
社名にもなっている
ユーグレナ(ミドリムシ)を使った
クッキーの無償配布を行うことで
開発途上国の
栄養問題解決に向けた
取り組みを行っています。
配布している1食分の
ユーグレナクッキー(6枚)で
バングラディシュの子供たちに
特に不足している栄養を1日分を
補うことが出来ます。
愛犬用のユーグレナ健康ふりかけ
ユーグレナは
ペットの中でも
飼育世帯数が多い
愛犬の健康のために
「食事の栄養バランス」
「腸内環境」
「手軽さ」
を重要視しながら
栄養豊富な
石垣島ユーグレナに
コラーゲンや
有胞子性乳酸菌などを
プラスした
「愛犬用のユーグレナ健康ふりかけ」
を開発・発売しました。
毎日のペットフードに
ふりかけるだけで
栄養の補給が叶う
安心安全に拘りながら
動物の健康問題を解決する
ソーシャルビジネスです。
株式会社ウェルモ
2013年に設立された
株式会社ウェルモは
- 介護福祉領域における意思決定補助人工知能サービス開発
- 中核都市以上向け介護サービス情報プラットフォーム提供
- 介護福祉領域における転職支援サービスと介護価値観診断AIの開発
を主な事業とする
介護に特化した
ソーシャルビジネスを
展開しています。
世界でも特に
高齢化が進んでいる日本で
「介護問題」には
- 介護現場の体力的・精神的不安
- 離職率の高さ
- マネジメントの機能不全
- 情報共有ツールのアップデート
など様々な課題があります。
これらの課題を
テクノロジーを活用して
解決することが特徴です。
住友商事(ハーツ・マウンテン)
人々の健康を守る医薬と、
農作物の生育を支える
農薬の分野で輸出入事業に
取り組む住友商事は
この分野の知識が
活かされる
アニマルヘルス市場に
参入するため
2004年に
米国ペットケア製品の
製造販売の最大手
ハーツ・マウンテン
の事業経営に参画
- ペット向けおやつ
- ペット用おもちゃ
- ノミ・ダニ駆除剤などの動物薬
- 犬用トイレシーツ
などの研究開発を行い
日本だけでなく
世界のペットと
ペットオーナーの生活の質を
向上することを
目的に活動しています。
ハーツ・マウンテンは
大切なペットが
より健康でほがらかな毎日を
より長く続けられるように
飼い主がペットとの絆を
さらに豊かに深めていけるように
その願いを叶えるための
確かな品質の製品を提供
するために
安全で健康に役立つ
犬猫用おもちゃやおやつ作りを
使命としていて
美味しいだけじゃなく
毎日の愛犬愛猫が楽しみにしている
おやつでデンタルケアを
行うことに注目し
形や原材料に拘りながら
犬猫の楽しみを作るための
キユーピー株式会社
マヨネーズのメーカーで
馴染み深いキューピー株式会社は
限りある食資源を利用する
食品メーカーの重要な責任として
食品ロスの削減と
資源の有効活用を進めています。
キューピーが進めている
食品ロス削減のための
取り組みの結果
キューピーの
廃棄物発生状況(総量)は
2017年度から2021年度の
5年間で約1/3の削減に成功しています。
これは、食糧の生産から
原料調達・加工製造
補完輸送・流通販売
そして消費に至るまでに発生する
全ての工程で発生する食品ロスを
見直したからこそ出来た結果ですね。
キューピーが取り組む
食品ロス削減の取り組みは
- 卵の100%有効活用
- 商品廃棄の削減
- 野菜未利用部の有効活用
- 食品ロスのためのメニュー提案
- 食品残さを活用したバイオガス発電の取り組み
- 賞味期間延長の取り組み
- 冷圧フレッシュ製法®による総菜商品の日持ち延長
など多岐に及びます。
今回は、キューピーの
いろいろな取り組みの中で
上記⑤の
【食品残さを活用したバイオガス発電の取り組み】
について紹介します!
キューピー株式会社が行う食品ロス削減のソーシャルビジネス事例(バイオガス発電)
キューピーは
年間21万8千トンのマヨネーズを
作成しています(2021年度報告)
マヨネーズ作成時に
配管などに付着した
食品ロスの削減について
当初は外部委託して堆肥化し
堆肥化できない分は
焼却処分していました。
しかし、マヨネーズは
原材料に食物油や酢が含まれ
微生物に分解されにくい
(=堆肥化しにくい)ことや
焼却処分時に出る
CO2の問題がありました。
このマイナス要素を
解消する為に
養豚農家から出る
糞尿などの廃棄物を
マヨネーズと組み合わせて
メタン発酵の効率を上げ
生成したガスを使用して発電する
バイオガス発電に
取り組みました。
約5年後には、
バイオガス発電は
マヨネーズと
それ以外の調味料でも実用化し
食品ロスの削減だけでなく
2015年度から2022年度で
約980トンのCO2削減を叶えています!
デイブレイク株式会社
特殊冷凍の技術や
特殊冷凍食材の流通事業を
展開している
デイブレイク株式会社は
2013年に設立された
新しい会社ながら
作り手と食べ手
双方に豊かで明るい未来を
創造したい
という思いを持ち
人手不足
フードロス
鮮度保持など
食をめぐる課題を
ひとつひとつ解決し
作り手から
食べ手までの
より良い未来を
創造することを
使命として
事業展開を
行っている企業です。
食品の細胞を破壊せず
新鮮なまま冷凍し
おいしさを損なわずに
解凍する特殊冷凍技術を基に
フードロスや
埋もれた資源などの
「無駄」と考えられていたものを
「価値あるもの」へ再生させ
食品ロスの問題を解決しています。
具体的な活動としては
- 特殊冷凍技術での食材のロス削減(規格外・出荷できない果物などの利用)
- 機会の導入におけるCO2削減
- 台風や災害で被災し、出荷できなくなった果物を使ったフローズンフルーツの製造・販売
などを行い
更に、加工技術や
特殊冷凍機のシェアにより
コスト削減と鮮度維持に取り組み
雇用を生むことで地域活性化にも
繋げている
食品ロスの問題と人を
繋ぐだけでなく
地域も繋ぐ
ソーシャルビジネス企業です。
NPO法人親子コミュニケーションラボ
NPO法人親子コミュニケーションラボは
子供の成長の仕組みと
言葉かけのスキルを学び
子供たちが一生ものの
コミュニケーション力を持つために
親子で子どもの気持ちを
ことばに換えて表現する力
(おやこみゅ力)を育むため
講座やイベントなどの
活動に取り組んでいます。
おやこみゅでは、
お父さん・おかあさんが
子供の心に届く言葉で
話しかけること
そのために
子供の成長の仕組みと
言葉かけのスキルを学び
親が変わることで
子供の変化成長に繋げる
楽しい子育てから
笑顔いっぱいの社会にするために
- 子供のコミュニケーション力を育てるための親子の通年講座
- 親子参加型イベント
- 親子のはじめてを応援する「はじめてくらぶ」
の活動から
- 伝えたい気持ち
- 言葉にして伝える力
- 相手の気持ちを受け止める力
- 違いを認め対話する力
など、コミュニケーション力を
育てることで叶えるために
活動しています。
NPO法人ハートフレンド
NPO法人ハートフレンドは
2003年に15人の母親が立ち上げ
活動をスタートしました。
このお母さんたちは
地域の子供会活動を
支援しており
小学校を卒業後に
安心できる場所・戻ってこれる場所が
ないことを問題と捉えていました。
この問題を解決する為に
イベントを企画し
子供が集団で遊ぶことで
子供それぞれの
問題が発見され
コミュニケーションを
とることで
子供自身が持つ力を
上げていくことも分かり
全ての子供たちと
親子の居場所づくりを行う
子供が主人公になる居場所づくりを
ミッションとする
ハートフレンドが
始まりました。
子供が元気になる居場所
について真剣に考え
地域のいろんな人々と
繋がる町づくりを通して
子供の居場所だけでなく
大人や地域全体が家族のように
支え合う
住みよい街づくりを
掲げました。
その中でも
- 子供の基礎学習向上のための学びの場
- 学校に行きづらい子供の居場所づくり
- 異年齢の関りを深めコミュニケーション力を向上させる場
- 探検マップ作りで町の清掃や生きる力を向上させる
- 災害時の避難所宿泊体験で命を守る力を育てる
- 乳幼児親子の居場所作り
- 障がいのある子どもの放課後居場所づくり
など様々な
活動を行っています。
異年齢の関りを深め
コミュニケーション力を向上させる
活動として
あそびのてらこや事業を展開し
異学年での遊びや
創作活動を通して
コミュニケーション力の向上と
人間関係を学びます。
愛伝舎
愛伝舎は2005年に
多文化共生社会づくりを目指して
NPO法人としての活動を
開始しました。
外国人支援や
子育て支援を中心として
- 教育支援事業
- 三井物産(株)社会貢献事業
- みえ子育て応援パートナーズ
- 外国人支援・多文化共生ネット
- 外国人コミュニティとの連携と情報提供
- まんぷく大作戦!
- 受託事業
- 就労支援
など様々なソーシャルビジネスを
行っています。
みえ子育て応援パートナーズは、
「子供は社会の宝」という想いを胸に
協働団体と共に
社会で子育てを見守る
ネットワークを作り
まんぷく大作戦!は
鈴鹿市在住のひとり親家庭の親子を
食事に招待して
お腹も心もまんぷくに
なって貰う作戦で、
季節のイベントなども行っています。
外国人コミュニティとの連携では
南米大陸の風土病である
シャーガス病の検査や周知
南米系日系外国人のための
心と体の健康相談会
なども実施しています。
株式会社イータウン
株式会社イータウンは
Cafeから始まるおもしろまちづくりを目指し
- デザイン事業
- まちづくり地域活性化事業
- コミュニティカフェ運営事業
を行っています。
コミュニティカフェ
運営事業の一環で
- 港南台タウンカフェ
- 新川崎タウンカフェ
- コミュニティカフェの運営サポート
などを行い
商店会と連携しながら
小箱ショップ・プチ教室
ギャラリーなどを実施。
運営に携わる人たちの
収入を安定させつつ
地域住民参加型の街づくりを実践し、
地域活性化に貢献しています。
ソーシャルマッチ株式会社
ソーシャルマッチ株式会社は
東南アジアと日本を繋ぎ
社会問題解決を行う事業を
展開しています。
- 大学生向けSDGsインターンシップ
- SDGsビジネスマッチング
- SDGs寄付支援事業
などを主な事業内容とし
社会問題解決に取り組む
東南アジアのパートナー(企業・NGO・大学・研究機関)
など107社と提携しています。
カンボジアの若者の貧困を
解決する為に
提携しているNGOと
エシカルブランドの立ち上げを支援
エシカルブランドとは?
アパレル商品の生産から販売までの過程において、
地球環境問題だけでなく、そこで働く人々の労働問題や人権問題にも
配慮して生産されたファッションのこと
出稼ぎ労働者を減らすために
カンボジアIT企業で雇用を
創り出しています。
合同会社ままのえん
合同会社ままのえんは
女性が幸せな働き方を増やすための
活躍の場つくりを行っています。
特にさいたまの女性に
フォーカスしながら
- プロモーション支援
- 内職ラボ
- 一時託児
- ママ調査隊
- 女性向け講座やイベントの企画運営
など多種多様な
活動を行っています。
母親となった女性が
母親としての役割だけではなく、
自分のやりたいこと
やってきたことを大切にしながら
子育てママ達の
ネットワーク・活躍の場を
地域や地元企業と
コラボレーションしながら
プラスの循環を生みながら
新たなチャレンジを
行う場をつくることを
目的に2012年3月に設立されました。
株式会社ラグーナ出版
株式会社ラグーナ出版は
精神医療福祉の経験と
出版技能を生かし
出版事業の他に
精神障がい者の
就労支援事業を中心とした
A・B型事業を行っています。
出版している図書は
精神疾患の早期発見や
早期治療に向けての
メンタルヘルスに関する
図書が多く
就労する当事者(精神障害者)が
書籍の企画・編集から
営業・販売まで
全ての業務に携わっていることが
大きな特徴です。
株式会社Lily Med Tech
株式会社Lily Med Techは
代表取締役の東志保さんが
高校生の頃にお母さんを
「がん」で亡くしたことを切っ掛けに
早期発見で生存率が
とても高い乳がんを
「治せる病気」にすることで
女性の選択肢の幅を
減らさず
罹患前と同じような生活が
出来るような
装置の開発を命題にしています。
Lily Med Techが開発する
リングエコーは
東京大学の
医用超音波技術を基に
女性に優しい
装置の開発を目指し
超音波を使用した
乳房用画像診断装置を
開発しています。
ネスレピュリナペットケア株式会社
ネスレはスイスに本社がある
世界最大の
食品・飲料会社です。
ネスレの中で
ペットフードを取り扱う部門は
ネスレピュリナペットケア
株式会社で
世界のペットケアの
リーダーカンパニーとして
世界各国で活動しています。
犬猫をはじめとする
ペットの健康と栄養を
科学的に検証し
ピュリナの栄養哲学や
原材料を公開し
ペットの健康を念頭に
ペットフードに使用する
原材料や添加物の
栄養研究や製品開発を
行っています。
更には認知機能不全症候群や
アレルギー症状に対する研究を行い
ペットフードへ応用する
技術を開発する
学術組織も立ち上げています。
また、ピュリナは
人とペットが共に生きることが
より良い社会につながる
という信条を持ちながら
ペットの栄養改善を行い
企業ネットワークを
活用して
保護犬・保護猫の未来を支える
活動のサポートとして
- 保護犬保護猫の譲渡サポート
- わんにゃん教室
- オンラインコミュニティ「ペットのおうち」
- 盲導犬育成活動への協賛
など様々な活動も
行っています。
株式会社オリィ研究所
株式会社オリィ研究所は
孤独の要因となる
移動・対話・役割などの
問題をテクノロジーで解決し
これからの時代の
新たな「社会参加」を実現します。
現在の日本では
一人暮らしの高齢者や
引きこもり
移動制約者など
「孤独」が社会問題化する
様々な要因があります。
オリィ研究所では
分身ロボットを研究することで
この問題を解決しています。
株式会社オプティム
株式会社オプティムは
2000年に設立され
農業・医療・建設・教育など
多くの産業に対して
AI・IoT・ビッグデータを
活用した取り組みを行っています。
IoTのクラウドプラットフォーム(OS)と、
独自研究開発のAI
画像処理・解析
自動操縦技術を搭載した
アプリケーションや
サービスを提供しています。
ドローンを活用して
直接水田に籾を播く
ドローン打込条播サービスや
空撮や農薬散布などの
ドローン活用
オンライン診療の
プラットフォームなど
最新技術を発展させた
ソーシャルビジネスを展開しています。
トリプル・ダブリュー・ジャパン株式会社
トリプル・ダブリュー・ジャパン株式会社は
世界を一歩前に進めることを
ミッションに
排尿タイミングを「見える化」して
トイレの不安を解消する
トイレの悩みを解決する
排泄予測デバイス
「DFree」を開発しています。
個人用・医療/介護施設など
様々な場所で活用され
オムツ交換の回数の削減や
皮膚トラブルの軽減
介護者の負担軽減にも成功しています。
利用者にとっても
外出時の尿漏れの心配軽減など
生活の質(QOL)の
向上を叶えています。
株式会社坂ノ途中
株式会社坂ノ途中は
「100年先も続く、農業を。」
の言葉をコンセプトに
持続可能な農業と社会を
実現する挑戦を続けています。
農業の担い手不足や
耕作放棄地の増加を解決する為に
環境負荷の小さな農業に
取り組む人を増やす活動を
行っています。
「産地を旅するコーヒー定期便」は、
アジア各国(ラオス・タイ・雲南・ミャンマー)
の品質向上に取り組むコーヒーや
絶滅危惧種のジャガー・チンパンジーを守るコーヒー
ブルボン種を守り育てるコーヒー
農家さんの生活向上に取り組むコーヒーなどが
定期便で届くコーヒーの通販の他に
野菜の個人宅配事業
京都・東京の店舗での小売や
飲食店への卸売事業を行っています。
株式会社LIFULL
株式会社LIFULLは
家に関する様々な事業を
広げながら
日本に新しいライフスタイルを
提案しています。
- LIFULL HOME’S
- LIFULL 地方創生
- LIFULL 引越し
- LIFULL 介護
- LIFULL 人生設計
- LIFULL トランクルーム
- LIFULL FaM
- LIFULL HUB
- LIFULL Fab
この他にも、国内・海外で
様々な事業を展開しています。
LIFULL HOME’Sでは
不動産・住宅情報のサービスを展開し
ひとり一人に寄り添いながら
新たな暮らしの可能性を広げ
地方創生事業では
日本の空き家問題を解決する為
空き家の再生を軸に活動をしています。
株式会社スマイルバトン
株式会社スマイルバトンは
「いつからでもなりたい私になれる社会をつくる」
なりたい・変わりたい自分を
諦めないために
- 教育メディアコミュニティ「学校の先生」
- 出版事業
などで、
たくさんの機会を作っています。
「学校の先生」は
「きょういく」を研究し、創造する
教育メディアコミュニティで
先生と子供、両者の人生を
豊かにするビジョンを掲げて
活動しています。
現在の教育現場に違和感を抱き
限界を感じている熱意ある先生が
理想の教育の追求を諦めたり
離職する問題の解決に取り組んでいます。
株式会社HIROTSUバイオサイエンス
株式会社HIROTSUバイオサイエンスは
生物の能力を活かした
革新的な検査技術を通じて
病気で苦しむ方を
一人でも減らし、
全ての方が健康で
安心した生活を送れるような
明るい未来をつくることを目指し
線虫を用いた
がんの一次スクリーニング検査「N-NOSE」で
がんの早期発見を推進しています。
線虫が、がんの匂いに
引き寄せられ
簡単で痛みがなく
安価で早期がんにも
反応することを利用し
尿検査でがんのリスクを
診断できるサービスです。
2023年には
N-NOSEの次世代型”がん種特定検査”の
第1号検査「N-NOSE® plus すい臓」を実用化
N-NOSEの技術を動物向けに応用した
愛犬用がん検査「N-NOSE® わんちゃん」
など、様々なサービスを実用化
受付開始など取り組みを開始しています。
海外の事例(ソーシャルビジネスに取り組む10企業)
海外のソーシャルビジネスに
取り組む企業については
各国によって
法律や目的が違うことを考えて
ユヌス博士のソーシャルビジネスの考え方
を基に進めていると仮定し
ソーシャルビジネスの活動について
世界的に有名な企業や団体の事例を
ピックアップします。
グラミン銀行(バングラデシュ)
グラミン銀行は
1983年にムハマド・ユヌス氏によって
バングラディシュで創設し
無担保少額融資を行うことで
貧困層の自立支援に取り組みました。
バングラディシュの貧困撲滅と
平和構築に貢献した
ムハマド・ユヌス氏と
グラミン銀行は
功績がたたえられ
2006年にノーベル平和賞を受賞しました。
グラミン日本は
シングルマザーを中心とした
生活に困窮する人々へ
「一歩踏み出す機会」を提供し
企業や就労に必要な資金の一部を
無担保で融資を行っています。
MAYSOL(グアテマラ)
MAYSOLは
子供が教育を受け続ける
社会創りを目指し
僻地に住みながら
教育を受けず
働いた経験がない人でも始められる
委託養鶏を通じて
貧困ループから抜け出す
仕組みを作っています。
グアマデラにの貧困層の80%は
僻地に住む先住民です。
彼らの多くは
教育の重要性を知らず
子供たちの半数以上が
初等教育を修了していないため
貧困の連鎖が起こっています。
そんな状況を解決する為
両親に養鶏作業の委託
養鶏を行うための
道具や小屋、ノウハウなどを提供し
MAYSOLへ卵を納品することで
支払いを行い
貧困状態を抜け出すことで
子供を学校へ通わせる状況を
作っています。
PARAFINA(スペイン)
PARAFINA(パラフィナ)は
2014年にスペインのマドリッドで誕生
様々なリサイクル素材や
有機素材を使用して
メガネを製造しています。
地球への配慮と社会的責任
持続可能な成長を哲学としています。
ぱらふぃなの眼鏡を使うことで
環境を考えるきっかけとなり
社会活動にも自然と参加する。
廃棄されているものを
アップサイクリングという解決策で
100%リサイクルされた
オーガニック素材として
高品質でデザイン性に優れ
誰もが手に入れやすいアイウェアを
制作しています。
アップサイクリングとは?
廃棄物や不要品に新しい価値を与えることで、もの自体の価値を高めることです。
創造的再利用とも呼ばれ、副産物や廃棄物、役に立たないまたは不要な製品を、より良い品質と環境価値の新しい材料または製品にアップグレードして役立てるプロセスである。
出典:Wikipedia
サファリコム(ケニア)
サファリコムはケニアを
代表する通信会社で
スマホ世代の需要を満たす
クラウドベース決済システムを拡大し
デジタル格差を解消するために
活動しています。
2007年にサファリコムは
南アフリカのボーダコムと
合弁会社を設立し
アフリカ最大のモバイル決済プラットフォーム
M-Pesa(エムペサ)を立ち上げました。
アフリカなどの開発途上国では
都会や海外へ出稼ぎに出る人が多く
送金の需要がある一方で
銀行の支店やATMがない地方があり
銀行口座を開設していない人が
25億人いることが問題となっています。
携帯電話の普及率が少ないため
開発途上国では
プリペイドSIMで利用可能な
モバイル送金サービスが普及しており
M-Pesa(エムペサ)が大きな役割を
果たしています。
Zilingo(東南アジアなど)
シンガポールを拠点とするZilingoは
2015年に設立した
ファッション系プロダクトの
オンラインマーケットプレイスです。
オンラインマーケットプレイスとは?
多くの異なる販売事業者の在庫を一箇所に集めたeコマースサイトのこと
東南アジアのブランド・
卸売業者・流通業者・
小売業者・工場に
革新的な製品と貿易サービスを
提供するテクノロジープラットフォームです。
- オーダーメイドのアパレル生地や糸の調達
- 工場の運営最適化
- オムニチャンネル・在庫管理などマーケティングソリューション
それぞれのマーケットプライスでは
製造者側の利益を守りつつ
Zilingoユーザーが
BtoBマーケットプレイスで
商品を仕入れ
BtoCマーケットプレイスで
消費者向けに販売できる仕組みを構築。
製造者側と消費者側の
双方にメリットが得られる
取り組みで
ファッション業界の
サプライチェーンを変革しています。
Company Shop(イギリス)
イギリスの社会起業団体
Company Shopは
低所得者向けのスーパーマーケットとして
余った食品や飲料、日用品を
大幅な割引価格で販売しています。
食料貧困の危機にある人
生活保護や失業保険などを受給している人
お店の近くに住んでいる人などが
会員となり利用することが出来ます。
貧困層の人々の生活を支える
活動を行いながら
食品ロスの削減にも
取り組んでいます。
オールバーズ(ニュージーランド)
オールバーズはニュージーランド出身の
元プロサッカー選手
ティム・ブラウン氏が設立しました。
彼は、プロサッカー選手時代に感じた
“違和感”から靴の開発をする際に
メリノウールの特性に着目し
靴づくりに置き換えるため
研究と実験を経て
革新的なウール素材を
開発しました。
メリノウールの特性とは?
数ある羊毛のなかでもとくに繊維が細く、伸縮性に富んだ毛質を蓄える「メリノ種」という羊から刈り取られた羊毛で、肌触りの良さから多くのアウトドア製品に利用されています。
靴産業では、自然由来の素材よりも
安価な合成素材が好まれる傾向に
ありましたが
その常識を覆し
通常の靴よりも
カーボンフットプリントを
60%削減することに成功し
カーボンフットプリントとは?
カーボンフットプリントは、商品やサービスの原材料調達から廃棄・リサイクルに至るまでのライフサイクル全体を通して排出される温室効果ガスの排出量の合計です。
この温室効果ガス排出量は、地球の気候変動の最大の原因といえます。
環境問題に配慮した
製品でありながら
米Time誌が
「世界一快適なシューズ」と紹介し
注目を集めています。
Alphajiri Ltd.(ケニア)
Alphajiri Ltd.は、ケニアの
貧困農村の問題を解決する
アルファエコシステムを創造しました。
ケニアの人口は約8割の人口が
農村に暮らしています。
ほとんどが農業を
生業としている小規模農家ですが
困窮した生活を送りながら
子供の学費捻出に苦労している
現状を解決する為に
貧困小規模農家の共同体
「アルファチャマ」グループを
作りました。
農業・生活に関わる
あらゆるサービスを受け
また様々な企業・組織と協働して
「アルファチャマ」に対するサービスを
拡充させることで
農村農家が能動的に活動し
幸福な農村社会を
自らの手で創造する
「アルファエコシステム」を進めています。
株式会社ボーダレスリンク(ミャンマー)
株式会社ボーダレスリンクは
株式会社ボーダレスジャパンが開始した
2015年2月にスタートした
発展途上国にモノを届ける物流事業です。
ミャンマーは開発途上国のひとつで
特に僻地にある農村部は
市場へのアクセス困難や
物流コストの高騰などで
物価が高くなりがちな
農村部の貧困を抑える為
僻地にある農村に
安くモノを届ける
物流事業を行っています。
雨季の完遂で物流が遮断される
地域のために
村にボーダレスショップを開設
一括買付による大量仕入れで
都市部と変わらない価格で
商品を貧困地域の村に届けています。
Patagonia(アメリカ合衆国)
Patagoniaは
アメリカのアウトドア用品会社です。
元々はロッククライミングの
「ピトン」という器具を販売していましたが
岩の割れ目にハンマーで打ち込む
ピトンの抜き差しで
岩盤が壊れている現状を知り
岩盤を傷つけにくい道具の開発と
環境問題に着目し始めました。
1990年代のアメリカの大不況の際
ビジネスの売却が必要なほど
困窮していましたが
「ビジネスを通して環境問題を解決したい」
という強い決意を持ち
南米パタゴニアでテント生活をしながら
自らの存在意義を議論し
現在の企業の行動指針を創り
必ず、この行動指針に立ち返り
ビジネスを進めています。
パタゴニアの行動指針(ミッション・ステートメント)
最高の製品を作り、環境に与える不必要な悪影響を最小限に抑える。
そして、ビジネスを手段として環境危機に警鐘を鳴らし、解決に向けて実行する
企業の取り組みとしては
オーガニックコットンへの切替えが
分かりやすい事例だと思います^^
1991年に製品で使用している
ポリエステル、ナイロン、コットン、ウールの
4つの繊維の環境負荷を調べたところ
環境負荷が低いと考えていた
コットン(天然素材)の栽培に
非常に多くの農薬や
化学製品が使われており
環境問題だけでなく
人体へのリスクがあることが分かりました。
Patagoniaはコストの大幅な
増加リスクがある中で
オーガニックに切替え
1996年には全てのコットン製品を
オーガニックの綿花に切り替えることに
成功しました。
また、創業者の
イヴォン・シュイナード氏(83歳)が
地球環境の保全活動に
強い関心を持っていることは
2022年9月に発表した
一族の保有する全ての株式を
信託とNPO団体に譲渡した
という発表からも
伺い知ることが出来ます。
当時、このニュースは
とても話題になったので
覚えている人も多いのではないでしょうか?
この発表の背景には
①創業者一族の意思に関係なく
永遠に環境保護を目的とした営利企業として
ビジネスを行うこと
②毎年配当金を環境保護活動に充てるため
などの理由があり
環境問題への企業の注目を集めると同時に
「地球が唯一の株主」という
創業者の社会問題解決への
強い決意を感じる先進的な事例となりました。
あなたが「社会的問題を解決」したいなら【個人版ソーシャルビジネス】
今日の記事でお伝えした
ソーシャルビジネスの事例は
「企業」が進めている
ソーシャルビジネスですが
私たちLife Design Campの
個人版ソーシャルビジネスは
自分や周りの人
そして社会が解決したい問題と
あなただけが持つ
強みを掛け合わせ
1人の女性が
「稼ぐ」と「やりがい、社会貢献」を
両立しながら
社会問題の解決を進めています!
1人の無名な個人が小さく始めて
共感共鳴によって大きく広がることで
社会に貢献しながら
経済的自立も叶えられる
企業に属さなくても
ソーシャルビジネス(社会問題の解決)を
行っている仲間がいます!
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