子供が小さいうちは母親は家にいるべき論を、起業で書き換えた記録

家事育児との両立
子どもが小さいうちはお母さんは家にいるべきという「母親としての一択」の不自由さを起業で書き換えた記録です。

「お母さんは家を開けてはいけない」と思っていた数年前の私

ライフデザインナビゲーターの
くましろみのりです。

突然ですがあなたは

子どもが小さいうちはお母さんができるだけ
家を空けないほうがいい

と思いますか?

我が家には7歳の娘と4歳の息子がいます。

先日の平日に子ども達が二人とも
軽い風邪をひいていたので
昼間は私もペースを緩めて病院に行ったり
子ども達の様子を見ながら過ごしていました。

そしてその日の夕方からは夫とバトンタッチして

子ども達に笑顔で見送ってもらい
一人で夜のカフェと仕事場にて
シゴトに関する研究に没頭しました。

最初にあなたにした質問ですが、

数年前まで私は

母親の自分が子どもを置いて
夜に家を空けるのはダメなことだと思っていました。

「お母さんはできるだけ
子どもと一緒にいないと、子どもが寂しがる」

そう自分の母親や周りの人が言っていたので
母親とはそうあるべきだと
自分自身も思い込んでいたんです。

だけど本当は心の底で
違和感と窮屈さも感じていました。

独身時代は自分の好きなように
自由時間を使えたのに

そして夫は独身時代も
結婚してからも変わらずに
夜に仕事や私用で家にいない日が普通にあるのに

どうして私は出産して母になったということで
家にい続けないといけないんだろう

でもそれを口に出してしまうと

「母親になったんだから自分のことよりも
子どもを第一に考えるのが当たり前でしょう」

と実母や周りの人に
言われてしまうのだろうなと思っていたので

そのモヤモヤを飲み込んで過ごしていました。

私が「お母さんは家にいる」の当たり前を書き換え続けた理由

そんな私は起業をきっかけとして

「お母さんは子どもと一緒に
できるだけ家にいないといけない」

という自分の当たり前を

自分自身の行動の積み重ねによって
1つひとつ書き換えてきました。

ビジネスの師の講義に参加するために

福岡から横浜に一人で飛行機に
乗って旅に出ることからその挑戦は始まり…

その後はその一人旅が毎月の恒例行事となり

ついには一週間以上単身で家を空けて、
起業家仲間と共にハワイに行くまでに。

私が家を空けることで、
子ども達に寂しい思いをさせてしまうのかもしれない…

子どもに対する後ろめたさや申し訳なさは
最初はもちろんありました。

ですがそれでも私が行動を続けて、
当たり前を書き換え続けたのは

自分自身と家族のために
より自由で選択肢のある人生を過ごしたいから。

そして私と同じように
女性だから、母だから、と
本当はやりたいことに対して
制限をかけてしまっている女性が

時間と場所に縛られずに
人生を自由にデザインできる道を
つくりたいからでした。

当たり前を変え続けたことで家族に起こった変化

そのビジョンを叶えるために
まずは自分自身が母親だからといって
やりたいことに制限をかけるのはやめようと思い

行動を起こし続けた結果、
どうなったかというと…

私が定期的に家を空けるように
なったことで子ども達の自立が進み、

自分のことは自分でできるようになったりと
感動するほどたくましい成長を
見せてくれるようになり

私が旅に出る時も余裕の笑顔で
見送ってくれるようになりました。

私のシゴトと未来への想いを伝えたことで
全面的に応援してくれるようになった
夫の家事&育児スキルも回を重ねるごとに
磨きがかかり

100%信頼して留守の間の
子ども達や家のことを任せられるようになりました。

子ども達はもちろん私が出かける時に
寂しいと感じることもあるようですが

その「寂しい」「大好きだよ」
という気持ちをしっかりと私に対して
伝えてくれるようになり

その気持ちに私もしっかりと寄り添って
あげれるようになりました。

そしてお母さんや家族が
いつもずっと家で一緒にいることが
当たり前ではなくなったからこそ

普段顔を合わせている時に
「大好きだよ」という想いや「ありがとう」という

感謝の気持ちを出し惜しみせず伝え合うことが
我が家の習慣になりました。

私が以前のまま
「お母さんは家にいないといけない」
と自分で自分に制限を設けて
行動を起こさずに過ごし続けていたら…

家族のこの変化は決して起こらなかったと
断言できますし、

今では昨日のように状況に応じてメリハリを
自由自在に効かせながら

母としても、
起業家としても

子どもと過ごす時間、

シゴトに没頭する時間、

その時々で自分で選択した時間を
味わいながら過ごすことができています^ ^

窮屈さの正体は「選択肢がない」と感じてしまうこと

思えば私が数年前に抱えていた違和感と窮屈さは

母親として生きることが嫌だとか
窮屈だとかいうことではなく、

母親になった途端に、自分の行動の基準において

「母親としての一択」
しか目の前にないと感じてしまう
選択の不自由さによるものでした。

でも「選択肢がない」
というのは本当は単なる私の思いこみで

その思い込みの枠から自分の足で外に出て
行動を起こし続けることで

選択肢は自分で広げることが
できるのだということを

時間と場所に縛られない
フォーカスしたビジネスづくり
を通して私は実感することができました。

あなたがもし以前の私と同じように

選択肢のなさや少なさに対する
不自由さや窮屈感を感じているとしたら

選択肢は自分のものの見方捉え方と
行動次第で増やしていくことができる!

ということをぜひ知って欲しいと思います。

そして自分で自分に限界を設けずに

選択肢を増やして笑顔で夢を叶えていく
お母さんが増えたなら…

その背中を見ながら育つ子ども達も
「やりたいことはできるんだ!」と夢を持って

これからの未来をたくましく
イキイキと生きていけるはず!

自分自身の人生のためにも、
子どもや家族の未来のためにも

「選択肢は自分で増やす!」とまず決めて、

そのために必要な
行動を起こしていきましょうね^ ^