目指すはコンビニより専門店!「なんでもできる私」が選ばれない理由

マインド

こんにちは!
Life Design Camp主宰
くましろみのりです。

元々は好きで始めたはずのビジネスなのに
続けるほどになんだか
辛くなってきてしまった…

今日はそんな想いに心当たりがある方に向けて
記事を書きますね。

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なぜ「好きな仕事」がしんどくなるの?

好きで始めたビジネスが
続けるほどにしんどくなってしまう理由は

ビジネスを複雑化してしまうからです。

特にセラピストや
サロンオーナーさんなど
人への貢献心が強い方は

「お客様1人ひとりの要望にきちんと応えたい!」

という想いから

事業を続けていくほどに
提供するメニューや新たに取得する資格が
増えていく傾向にあります。

メニューや資格が増えるほどに、
サービス提供時だけでなく

  • サービスの準備
  • 提供後のアフターフォロー
  • お客様とのやりとり
  • 在庫の管理

などの時間外の作業に圧迫されるようになり

毎日体力の限界と闘いつつ
時間に追われながらシゴトをする…

というブラック企業的な起業スタイルが
定着化していってしまうんです。

「なんでもできる」は武器じゃなかった!

お客様に誠心誠意向き合うことで
喜ばれはしても、

自分のことを後回しにしてしまう働き方では
続けるほどに気力も体力も
消耗していくばかりなら、

どんなにやりがいがあって
好きな仕事でも

これって本当に自分が
やりたかったことなんだろうか…

と思うようになってしまうのは
当たり前のことなんです。

そしてさらに残念なことに、

お客様のためにと
その時々のニーズに合わせて
メニューや資格や肩書きを増やしていくことは

一見自分の武器を増やしているように
見えるのですが

実際にはあれもこれもと
増やしていくことで

お客様からすると

あなたのお店は
「憧れの専門ブランド店」よりも
「なんでも置いてあるコンビニ」
のように思われてしまい

  • その他大勢の同業ライバルと価格で比較される
  • 低単価なメニューでないとリピートしてもらえない

結果として、
忙しいのに売上が頭打ちで日々の努力が報われない
という悪循環に陥ってしまうんです。

実体験からわかった“複雑化の落とし穴”

私自身も、過去にいくつもメニューや肩書きを
持っていた頃は

毎日毎日忙しく稼働してるのに
収入は月に7万円が限界で

お客様からの喜びの声は
たくさん受け取っているのに

  • なぜそれが収入に反映されないのだろう
  • 好きなことで豊かになるのは無理なんだろうか

と悩んでいました。

今のシゴトを始めてからは
延べ1000人以上の女性の
ビジネス相談に乗ってきましたが、

頑張っているのに思うような成果に繋がってない
ひとり起業家さんはみんな同じような状況でした。

そんな私自身や私がサポートした
彼女たちの売上や働き方が
劇的に変わったきっかけは

複雑なビジネスをシンプルにする
ことだったんです。

つまりあれこれと
増やしてしまった荷物を
ほとんど捨て(=横に置いておき)、

「たった一つの武器」にフォーカスする
ことが大事になります。

Appleも通った、ビジネス迷走と再生の道

そしてこれは、
私たち個人起業家だけの話ではなく

誰もが知っている大手企業も
取り入れている方法なんです。

具体的事例としてApple創業者の
スティーブ・ジョブズ氏のエピソードを紹介しますね。

1970年代後半、Appleが一大企業に名乗りを上げたのは
当時の新商品(AppleⅡ)が
空前の大ヒット商品となったことでしたが

1984年に発売した
「マッキントッシュ」の売上が伸びず、
ジョブズ氏は会社を追放されてしまいます。

ジョブズ氏が去った後のAppleは、
その後に開発した多くの商品がライバル社との競争に負け、
経営の多角化に失敗。

当時のAppleは巷から「落ちたリンゴ」と呼ばれ
倒産しかないという悲惨な状態に
追い込まれてしまいました。

いくつもの事業を持つことで
生産ラインを拡大したり、
人を増やしたりすることになり

結果として無駄が発生し
収益が激減していたAppleですが

その後Appleには
一度追い出されたジョブズ氏が舞い戻り、
徹底的に無駄をなくし、

40種類あった製品をたった4つに絞ったことで
大ブームを巻き起こす
「iMac」に繋がっていきます。

Appleとスティーブ・ジョブズ氏のエピソードを詳しく知りたい人は
コチラの記事をチェックしてくださいね^ ^

【フォーカスメソッド事例】40のメニューを4つに絞ることで大成功したスティーブ・ジョブスとAppleのストーリー

「何ができる人か分からない」は致命的

なぜこの企業の事例と個人が同じなのか?

あなたの身近に
こんな方はいないでしょうか?

その方はセラピストという肩書きを名乗り、
いくつものセラピーの資格を持ち
名刺には「◯◯公認カウンセラー」の
肩書きが何個も書いてあります。

こんな方ほど、話を聞くと

私はリーディングもヒーリングもカウンセリングも◯◯ワークもできます!

と言われます。

ですがよく考えてみてほしいんです。

お客様はこの人にどうやって、
なんの目的でシゴトを
依頼すれば良いのでしょうか? 

もしあなたが
「Appleって何屋さん?」と聞かれたら

パソコン(Mac)の会社、
いえ「iPhone」の会社と答えるでしょう。

ですがAppleが「落ちたリンゴ」
と呼ばれていた当時は、

パソコンだけでなく
インクジェットプリンターから携帯情報端末ニュートンまで
40種類もの商品を手がけていて、

何をしている会社なのか?よく分かりませんでした。

これは個人起業家でも
同じことが言えるんです。

「増やす」より「絞る」が成功の鍵

人は同業者と差別化しよう、
お客様に選ばれたいと思う時に

とかく付け足すことをしがちなんですが

売るものや、武器をたくさん持っていれば
勝てる訳ではないんです。

あなただけの得意な武器を絞り、
その技を磨くことによって初めて

あなたのビジネスに
他の同業者にはない優位性
が生まれてくるんです。

つまり、ひとり起業家が
時間や体力を犠牲にすることなく
お客様にお願いされながら収入も増やしていくためには

メニューや資格を増やすのではなく
捨てて「フォーカス」することが最も重要!

ということをしっかりと理解できれば
あなたのビジネスは上手くいく流れに入るんです^ ^

「捨てる」が怖いあなたへ、最初の一歩はここから!

とはいえ、「捨てる」という行為は
人によっては痛みや不安を伴うものでもありますし、

時間やお金をかけて手に入れた資格やスキルだったなら
なおさら捨てるなんてもったいない!
と思ってしまいますよね?

捨てることに対して
不安を感じている人は

具体的に何をどのように捨てればいいのか?
何を判断基準として捨てたら上手くいくのか?

が分からないから
「捨てて損したらどうしよう、、、」
と漠然とした不安を抱えてしまうと思います。

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