キャリアコンサルタントの資格はこれから必要?女性支援ビジネスで本当に必要なこと

起業準備
国家資格キャリアコンサルタントは、女性支援業、コンサル、プロデュース業、起業で必要な資格なのか検証します。
女性支援ビジネスにおいては、資格や肩書きではなく本当に自分がやりたいことをやる、自分自身が理想のロールモデルとなることが大切になります。

キャリアコンサルタントはこれから必要な資格?

2016年4月に創設された国家資格、キャリアコンサルタント

女性支援、コーチング、ビジネスコンサルタントをされている方にとって
スキルアップや肩書きに魅力を感じる資格ですよね。

今日は、キャリアコンサルタントの資格について詳しい解説と
実際に女性支援、コンサルタント、プロデュース業で
本当に必要かどうかを検証していきます。

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キャリアコンサルタントの資格とは

キャリアコンサルタントは国家資格で、
職業能力開発促進法において「キャリアコンサルタント」を名乗ることができ、
コンサルティング業務ができる資格となっています。

キャリアコンサルタントのコンサルティング業務とは、

キャリアや仕事の悩みを抱える人と面談を通して、
適正・能力・やりがいなどを引き出して
その人の仕事やライフスタイルをサポートする

ビジネス支援です。

めまぐるしく変わっていく社会情勢況やグローバル化などで
終身雇用や年功序列が崩れつつある今、
ひとりひとりが自分らしく、仕事と生き方を見つけ歩んでいく
そんな時代になってきました。

反面、まだまだ女性の仕事においては妊娠出産や介護など、
仕事との両立が課題となっています。

キャリア、自分らしい働き方を支援する
キャリアコンサルタントの仕事内容は
これからのすべての働く人にとって必要な仕事になります。

「キャリアコンサルタント」という名称は、独占資格です。
資格を持っていない人が「キャリアコンサルタント」を名乗ったり
紛らわしい肩書きを名乗ることはできません。

キャリアコンサルタントの受験資格

国家資格であるキャリアコンサルタントの受験資格には3つの条件があります。

条件1)厚生労働大臣が認定する講習の課程を修了した者

条件2)労働者の職業の選択、職業生活設計又は職業能力開発及び向上の
いずれかに関する相談に関し3年以上の経験を有する者条件

条件3)技能検定キャリアコンサルティング職種の学科試験又は実技試験に合格した者

この1~3のいずれかに当てはまる必要があります。

キャリアコンサルタントとしての実務経験がなく
初めて学ぶ方は条件1になり、厚生労働省が指定する
「キャリアコンサルタント養成講習」を受講する必要があります。

実務経験がある条件2の方は養成講座の受講は不要ですが、
学科試験対策のため養成講座を受講する方が多いです。

キャリアコンサルタント資格取得までの流れ

キャリアコンサルタントの資格取得するまでは、
キャリアコンサルタント養成講習からスタートして
おおよそ6ヶ月〜8ヶ月かかります。

厚生労働省が指定するキャリアコンサルタント養成講習は
合計150時間のカリキュラムで、
半分が理論などを学ぶ講義、残りの半分が演習です。

費用はオンラインか通学か、スクールにもよりますが、
だいたい30万円~50万円程度になります。

キャリアコンサルタント養成講習を修了したら、
ようやくキャリアコンサルタントの資格が受験できるようになります。

国家資格であるキャリアコンサルタントの試験は
学科試験と実技試験があります。

学科試験は100点満点中、70点以上で合格、
実技試験には論述と面接(ロールプレイ)が含まれ、
150点満点中90点以上が合格です。

学科・実技ともに合格しただけでは資格取得とは言えず、
キャリアコンサルタントの名簿登録が必要になります。

登録は国家資格キャリアコンサルタントWebサイトで行います。
登録が完了すると、登録証が自宅に郵送されます。
(申請から自宅に届くまで2ヶ月ほどかかります)

また、資格取得後、5年ごとに更新が必要になります。

キャリアコンサルタントの資格がなくてもできること

なかなかの時間と費用のかかる
キャリアコンサルタントの資格ですが、実は、

キャリアコンサルタントの資格取得をしなくても
女性支援、ライフワークバランスや
起業をサポートする仕事はできます。

「キャリアコンサルタント」という
肩書きで活動することはできませんが

オリジナルの肩書きで、
女性支援のビジネスを行うことはできるんです。

キャリアコンサルタントの資格を取得していなくても、
業務内容が制限されることはありません。

資格がなくても、面談、セミナー、個別相談、セッションなど
さまざまな形で女性支援活動ができます。

それゆえに、女性支援業においては
キャリアコンサルタントの資格は「必要ない」とも言われています。

キャリアコンサルタントの資格がないとできないこと

逆に「キャリアコンサルタント」と名乗りたい場合には
キャリアコンサルタントの資格取得が必須になります。

転職や、企業人事部、キャリアセンターなどで働くことを
目指す場合は資格として持ておくと有利になる場合もあります。

ただし、比較的新しい資格であることと、
キャリアコンサルタントでしかできない業務・役職が少ないため

「ないよりは、あった方がいい」程度のことも多いので
本当に有利になるかどうかは事前に確認しておくことをおすすめします。

資格だけでは女性支援ビジネスは成功しない

これからビジネスを始めたい方や
すでに女性支援のビジネスをされていてスキルアップをお考えの方は

キャリアコンサルタントの資格を取得しても
肩書きが増えるだけで

即戦力になる、成果に直結する
スキルアップにはならない可能性が高いです。

実際の女性支援業では
面談はアドバイス、商品の「質」ももちろん必要にはなるのですが

それ以前に
ビジネスの「やり方」がわかっていないと
セミナーを募集してもお客様が集まらなかったり

低単価の単発セッションしか売れず
自転車操業になり苦しいビジネスに陥ってしまうからです。

お客様から本当に信頼され
「セッションをしてほしいです!」とお願いされる

お客様もあなたも幸せになれるビジネスの実現は
肩書きだけ、資格だけではできません。

肩書きや資格を求める前に
どんなお客様を
どんなふうに幸せに導きたいか
自分はどんなビジネスをしたいのか

自分と向き合い、本当にやりたいことを
自分自身で見つける必要があります。

理想のビジネスを見つけられないままに資格をとっても
本当にやりたいこととは程遠く

私がやりたいこととは、なんだか違う…」

とまた別の資格、ノウハウを求めて
お金と時間を使ってしまい
いつまでたっても成果が出ないビジネスになってしまいます。

「新しい資格だから、取ろう!」という考えでは、
資格に振り回されるだけで継続的な成果は得られません。

女性支援を目指すなら、自分がロールモデルになろう

誰かの役に立ちたい!
女性の働き方を変えたい!

そう心から思っているならば、
資格という枠に囚われるのではなく

自らが新しい道を切り開く先導者となり
その道を魅せていくロールモデルの1人となる

そんな道もあります。

話を聞くだけのコンサル
おしゃべりだけの女性支援ではなく

お客様だけではなく、
あなた自身も、自分らしく仕事やライフスタイルを
心から楽しめる人生を実現したくありませんか?

資格情報に振り回されず
まずは自分が本当にやりたいことをもっと鮮明に、
もっと具体的に描いてみるところからやってみましょう。

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