最近、実家の断捨離をするために
電車に乗って実家に通っています。
1時間半の電車旅もスマホや本があれば
あっという間に目的地についてしまうのですが
最近気に入っている電車の中での過ごし方は
スマホを見ず、本も読まず、
窓の外の流れる景色をひたすらぼーっと眺めること。
これがわたしにとっては
とても興味深くて面白い時間なのです。
【目次】
ボーっとすると思わぬアイデアが降りてくる
「シンプルライフで楽に楽しく」の星野きいろさんが
インプットでもアウトプットでもない時間が、時には必要なのかも。
という記事を書かれていて、
「そう、そうなんです!」と大共感したのですが
まさにわたしにとっての
インプットでもアウトプットでもない時間が
「車を運転しているとき」と
この「電車に乗ってボーッとしている時間」なのです。
特に電車ではスマホや本から目を上げて、
なんとなく窓の外の景色をぼーっと眺めていると。
ふとした瞬間に、
思わぬ思いつき(アイデア)が頭の上から降ってきたりします。
面白いことに
1つアイデアが降りてくると、次から次へと
流れ星のように色んなアイデアが頭上から降ってくるのです。
降りてくるアイデアは、いつだって「ななめ上」
そうやってふいに降りてくるアイデアは、
普段の私には考えもつかないような
その瞬間の自分にとっての「ななめ上」を行くものばかり。
え? そうか! そうだったんだ~!
なんて、突如降ってきたアイデアに自分自身で驚きつつ
スマホのメモアプリを急いで開き、
忘れない内に無我夢中でメモをとっています。
後でメモを見返してみると
正直意味が汲み取れないものもあったりするのですが
多分それはまだ頭の中で熟成が必要だということ。
それ以外のアイデアのほとんどは
自分が少し前から心の隅で考えていた疑問や悩みへの
具体的ヒントや回答になっていたりするんですよね。
電車旅は、無意識とアクセスする手段
机の前で一生懸命考えているときは浮かばないのに
電車でボーッとしていると明確なヒントや回答が浮かんでくる。
この仕組みについて、ちょうど最近読んでいた
「降りてくる思考法」という本に、なるほど!と思う
説明が書いてありました。
アイデアが生まれやすいのは「4B」だといいます。
バー(Bar)、バスルーム(Bathroom)、バス(Bath)、ベッド(Bed)の4つのBです。
どれも、わたしたちがちょっとだけ日常を離れて、くつろいでいるときです。
このとき脳内では、意識が働きすぎず、無意識から意識への回路が適度に開いている環境が実現されています。つまり“降りてくる思考”を行うための唯一の方法は、こうした「オープンでリラックスした脳内環境」を意識的につくることにあるのです。
わたしの場合は日常を離れてくつろげる一番の場所が
4Bではなく電車の中なわけですが
無意識とアクセスしやすい脳内環境を作れたときに
意識下では考えつかない「ななめ上」のアイデアが降りてくる
ということなんですね。
そう思うと、日々机の前に座って
読書や仕事に集中するのと同じくらい
電車に揺られながらボーっとする時間を大切にしたくなりました。
答えが出ないなら、ボーッと電車に乗ってみよう
仕事のアイデアに煮詰まった時、
ブログのネタが思い浮かばない時、
なぜか分からないけど自分の将来に閉塞感を抱いてしまう時。
頭の中で考えても考えても答えが出てこないときは
リラックスして無意識にお任せしてしまうのが一番!
ということですね。
もちろん本で紹介されていた「4B」も
積極的に活用していきたいですが
わたしにとっては
「ここからどこかへ移動する」ということも
固まった思考をほぐして
無意識にアクセスするための鍵となっているような気がしています。
なのでこれからもボーッと電車に乗る時間を
積極的に楽しんでいきたいですね。
あなたにとっての
「思考が降りてくる場所」はどこですか?
何かの答えにつまったときは
あなたにとっての「4B」でひたすらボーッとしてみると
思わぬアイデアが降ってくるかもしれませんよ^ ^
▼クリエイティブに生きたい全ての人におすすめ!
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