毎朝早起きして本を読むのを楽しみにしている
早起きブロガーのみのりです。
昨日の記事で、「多読」をやめたと書きました。
モノに関してはそんなに執着はないものの
本だけは読みたいと思ったらその衝動を抑えきれないわたし。
でもこれからの読書は、娯楽としてだけではなく
自分の人生や仕事に確実に活かしていきたいと思っています。
そんな「攻めの読書」を始める上で
これからの本との向き合い方を教えてくれたのは
『アクションリーディング 1日30分でも自分を変える"行動読書"』でした。
【目次】
本は「必要十分」なだけ読めばいい
『アクションリーディング 』では、読書の時間を確保する方法や、そこから得た学びを日々の仕事や人生に役立てていくための具体的方法について教えてくれます。
読書好きのわたしが読んでいて、
心にガツンと響いたのは、この部分。
一つお伝えしたいのは、「本の読み過ぎ」はよくない、ということです。
いつの間にか「本を読むのはいいことだ」という既成概念にとらわれていないでしょうか?
「ゲーム」や「マンガ」は怒られるけど、「本」を読んでいると怒られない。そうした子ども時代を過ごした人もいるはずです。
でも、その概念のおかげで、「本を読んでいれば、よいことをしている」という気持ちになりやすいということも言えます。
わたしはマンガも大好きです。
ですが一度読みだしたら時空が歪むほど没頭してしまうので、ここ数年はあまり読まないようにしているんですよね。
マンガは自粛しているのに本は無制限に読み続けるということは、「本を読むのは良いことだ」という安心感が心の底にあるのだなぁと気づきました。
読書には費用対効果の限界がある
著者はこうも書いています。
毎月10冊以上読み続け、これまでに1000冊以上読んでいるような人がさらに読書に一定以上の時間をあてるのは、すでに費用対効果が限界に来ているというふうに思います。
わたしも毎月15冊以上は本を読んでいます。
でもこの読書は本当にプラスになっているのかな?
と不安に思っている時点で、すでに費用対効果の限界に来ているのだなと。
やっぱり「読むこと」に焦点を当てるのではなく、
アウトプットを前提にした必要十分な読書に変えていかなければ、と思いました。
人生に活かすために、本を制限する
著者は読書以上にアウトプットに時間をかけるために、月間の読書量を制限したそうです。
私にとって一番うまくいった方法は、「月に読む冊数を決めたら、それを超えて本を読まない」ということでした。そして、「本はもう十分読んだ、本に逃げ込むのはやめよう」と心に言い聞かせることでした。
「本への逃避」は、わたしも無意識のうちによくやってしまいます。
何か行動を起こす前に、景気づけに本を読む。
読み出すととまらなくなって、結局本を読むだけで持ち時間が終わってしまう。
あぁ、なんだか書いていて恥ずかしい…笑
そんな悪循環からはもう抜け出さなければ…!
となれば、やるべきことは
本を読む量と、読書にかける時間を減らすこと。
これはわたしにとって、かなりの自制心が必要。
でも本が好きだからこそ、ここで一度きちんと本と向き合ってみようと思います。
終わりに
わたしは去年、断捨離をして身の回りのモノを大幅に減らしました。
そうすることで
- 家事や掃除にかける時間の短縮
- 自分にとって本当に必要なモノが分かる
といった効果を感じ、
自分のやりたいことをする時間が増えたのです。
読書に関してもこれと同じで、
手当たり次第色んな本に手を出してしまうことで
本当にやりたいことをする時間を潰してしまっている。
そんな今のわたしにとって必要なのは「減らすこと」だと感じました。
今、わたしの手元にある未読本は5冊。
とてもありがたいことに、
先日公開したAmazon欲しい物リストから
本のプレゼントも頂いています。
なので次に本を購入するのは、今手元にある本を読み終えてからにします。
「この本から何を学びたいのか」を明確にして
1冊の本としっかり向き合う。
そこから得た学びと気づきをブログに書いたり、
日々の暮らしの中に行動として落とし込むことで
自分の人生を着実に前に進めていきたいです。
▶どれだけ本を読んだとしても、行動しなければ現実は1ミリも変わらない。
自分も本に逃げているかも…と思うあなたへ。
わたしと一緒に「逃げの読書」から「攻めの読書」に変えていきましょう!
ちなみに著者の赤羽氏が考案されたゼロ秒思考メモは、思考がまとまらない時のわたしのマストツールです。
▶「ゼロ秒思考メモ」は一生ものの習慣になると思う。3週間やってみて私が感じた3つの効果。